“市船”主将・杉岡大暉が志すプレースタイルとキャプテンシーとは何か。

“市船”のキャプテンを務め、プロクラブからも熱視線を集める杉岡大暉選手が目指すプレースタイルとキャプテンシーとはどのようなものか。

編集部| Photo by masakazu kawaguchi

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■プロにいくなら絶対的な「武器」を身につけたい

――それでは自分の「武器」はどういうところだと思いますか?
そこまで突出した能力はないと思いますが、全体的にアベレージを高いところがあります。ただ「武器」にしなきゃいけないのは、「キック」と「ゴール前の守備」ですね。

――まだ自分のなかで「武器」にはなってない。
絶対的なものにはなっていないと思っています。そういう特徴がないと、プロでも通用しないですから。

――絶対プロ選手になりたい思いはある?
あります。

――ちなみに「絶対的になってない」と感じる理由として、高校年代で対峙してすごいと思う相手がいるからですか? ちなみに対戦相手だと「誰」という選手はいますか。
京都橘高校の岩崎悠人選手はすごいですね。それと2015年に対戦した鹿島アントラーズの垣田裕暉選手。昨年、一つ上の世代と対戦していて実力を感じました。

――一つ上だと身体的な差を感じた。
自分では関係ないとは思っていても差は感じましたね。ただそこでやってきたからこそ、今年はそこまですごいと思う選手が少なくなってきたのかもしれません。

――「杉岡大暉」として注目してほしいところは?
「うまい」とかではなくて、しっかりとプレーしたい。メディアから「高校ナンバーワン」と言われていたとしても、だからこそそれに見合う「強さ」だったり、しっかりとしたプレーがしたいですね。

――話を聞いているとまだ自分のプレーに納得してない、貪欲な一面を感じます。
プロを目指すなら「武器」がないとダメだと思っているので。自分自身で「武器」が何かを理解するくらいでないと、(プロでは)通用しないと思います。いまも「武器」を身につけたいと思っているんです。

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