【U-19日本代表】プレミアWEST得点ランキング2位。サイドをかけ上がるゴールハンター・舩木翔の流儀。

サイドバックでありながら、プレミアWEST得点ランキング2位。かけ上がるゴールハンター・舩木翔の持ち味とは何か。

安藤隆人| Photo by 安藤隆人 Takahito Ando

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高円宮杯プレミアリーグWESTで得点ランキング2位

 自らがリスクを冒して前に行った以上、プレーはやりきらないと行けない。最良な結果はゴールで、たとえゴールに結びつかなくても、クロスを上げ切る、シュートを打ち切る、チャンスを作り切ることで、リスク回避をするという決意と覚悟がそこにはある。

 結果、高円宮杯プレミアリーグWESTではサイドバックにも関わらず、9得点(第15節終了時点)と得点ランキング2位タイに付ける。

 U-19日本代表では前述したように、小川航基という絶対的なポイントゲッターがいたり、堂安律、三好康児、遠藤渓太などの技術が高く、個で打開出来るサイドアタッカーがいることを理解している彼は、C大阪U-18よりも『黒子』に徹する機会が多い。だからこそ、より攻撃参加のタイミングと質、『やりきる』という覚悟を研ぎ澄まさないといけない。初戦のイエメン戦では、その難しい駆け引きをやってのけた。

 予断を許さない戦いが続くAFCU-19選手権。今日、グループリーグ突破への命運を握る強豪・イラン戦でも、その駆け引きをやってのけ、最良の結果をチームにもたらさなければならない。

 相手のカウンターをケアしながらも、それを必要以上に恐れるのではなく、『ここぞ』という場面で、覚悟を攻撃力に変化させる。間違いなく、彼はこの試合のキーマンの一人になる。

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