【U-19日本代表】決勝T進出を決められるか。総得点が勝敗を左右する三つ巴の勝負。

AFCU-19選手権を戦うU-19日本代表がカタールに勝利をすれば、1位通過が確定。もし負けて、イランがイエメンに勝つと日本の3位が確定する状況だ。

安藤隆人| Photo by 佐藤博之 Hiroyuki Sato

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決勝トーナメント進出の瀬戸際

 AFCが管轄する大会のレギュレーションとして、勝ち点が並んだ場合、得失点差よりも当該チーム同士の直接対決の結果が優先される。そのため、日本、カタール、イランが勝ち点5で並んだ場合、いずれも当該成績はすべて引き分けのため、差をつける要素は『得点』となる。

 当該チーム同士の直接対決での総得点が多いチームが上に行くシステムのため、日本VSカタールが0−0で終わった場合、イランとカタールが総得点1(※初戦のイランVSカタールが1−1だったため)、日本が総得点0(※第二戦の日本VSイランが0−0だったため)で、日本の3位が確定してしまう。

 もし日本が1−1の引き分けであれば、カタールが総得点2で1位確定。日本とイランが総得点1で並ぶため、そこで初めて全体の得失点差が適用され、イエメン戦の結果が大きく影響をして来る。そうなると日本は得失点差+3となるが、イランがイエメンに4点差以上で勝利をしてしまうと、日本の3位が確定する。

 非常に複雑な状況になったが、一つだけはっきりしていることは『勝てばいい』ということ。そして、引き分けであっても2点以上取れば(2−2以上ということ)、問題なく決勝トーナメントに進めるということである。

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