【TEAM FOCUS】桐光学園タビナス・ジェファーソンのキャプテンシー。下級生からの突き上げがチームをさらに強くする

22日(土)、第95回高校サッカー選手権2次予選三回戦。強豪同士・日大藤沢対桐光学園の試合は桐光学園に軍配が上がった。

編集部| Photo by Editor

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■下の学年が活躍してくれることで上の学年もどんどんノッていける

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桐光学園先発メンバー

 桐光の主将5番・タビナス ジェファーソンは試合をこう振り返る。「立ち上がりシンプルにやって、それがうまくいきました。クリアボールからいい形で先制点になった。今回、決めてくれたのが2年生(田中雄大)でした。下の学年が活躍してくれることで上の学年もどんどんノッていける。そしてチームが一段と強くなってくれる。下の学年がもっと盛り上げてくれたら、もっともっとチームは盛り上がっていく」と勝利のなかにあった副産物に思いをはせた。

 昨年の2年生時、ジェファーソン本人は高校サッカー選手権の全国大会を経験。その経験を引さげて今年は最上級生となり、下級生の勢いがチームもたらす影響を次のように考えているという。「自分は2年生でも、3年生でも関係ないと昨年から意識してやっていました。2年生も3年生もピッチ入ったら一緒。そこで自分は積極的にやりますし、彼らにもやってほしい」と話す。そして主将となっても過度なプレッシャーは負っていない。記者からの“キャプテンとしての役割”について質問を向けられると、明るくこう答える。「楽しいです。皆、本当に個性的ですが、やるときはやるので。自分がすごく助かっている」

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