【高校サッカー選手権:青森】U-19日本代表から凱旋したGK廣末陸の悔しさ、無失点で青森山田20連覇に貢献!

11月6日(日)、青森山田が20年連続22回目の優勝を決めた。守護神にはU-19日本代表から凱旋したGK廣末陸が入った

小林健志| Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

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■U-19選手権1試合出場の悔しさ

FC東京加入内定、J3プレー経験のあるU-19日本代表GK廣末陸
Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

 決勝の対戦相手八戸学院光星は典型的な堅守速攻型のチーム。守備機会がそれほど多くない中で、たまに来るピンチはカウンター攻撃。

 GKとして難しいシチュエーションではあるが、「集中を切らして良い時間なんて無いと思いますので、いつも通りやるだけで特に何をしたということはありません。声は途切れさせないようにしていました。相手はカウンター攻撃しか無いと思っていましたので、そこはしっかり守ろうと話もしていました」と冷静さを失わなかった。

「何本か危ないシーンは作られましたが、DFが最後寄せ切れていたり、最後でしっかり止められたりしていたので、そこまで怖いとは思いませんでした」。守備陣ともしっかり連係を取り、問題なく無失点で乗り切った。

 AFC U-19選手権は1試合出場に止まったことについては「相当悔しかったので、これを糧にして世界につなげて行けたらと思います。悔しい気持ちをずっと保ったままこれからもやっていかなければいけないと思いますので、この気持ちを大事に練習に励みたいと思います」と悔しさをバネにステップアップしようとしている。

 まずは11月27日から再開されるプレミアリーグEAST、そして選手権での優勝に向けて、守護神廣末の活躍が大いに期待される。

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