【高校サッカー選手権:千葉】古谷三国と加藤千尋のゴールから完封、2年ぶり5回目の全国にむけて流経大柏が決勝進出!

13日(日)、第95回全国高校サッカー選手権千葉大会準決勝戦が行われ、流通経済大柏と東京学館浦安が対戦した

編集部| Photo by 清水啓介 Keisuke Shimizu(L・SPORTS PHOTO)

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加藤千尋が放った二戦連続弾

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二戦連続で途中出場から追加点を決めた7番・MF加藤千尋
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 同じスコアのまま動かない、まさに膠着状況に流経大柏がカードを切る。50分に9番・MF冨永和輝、62分に18番・FW河西守生、71分に7番・MF加藤千尋と次々に選手を投入。チャンスがおとずれたのは72分。準々決勝で途中出場から延長2ゴールを挙げている加藤が魅せた。

 浦安DFからボールを奪い、ドリブルから加藤が左足でシュートすると、ボールは相手GKにあたり、空中にはじかれながらもゴールラインを割って2-0。加藤の2試合連続のゴールによって、流経大柏が試合を決める追加点を挙げた。

 試合はこのままタイムアップ。流経大柏が4年連続の決勝進出を果たした。この時まだ決勝で戦うであろう対戦相手は決まっていなかったが、「八千代と市船、どちらが相手でもやることは変わらない。選手達が奮起できるよう我々も準備していきたい」と試合を終えた本田監督はファイナルも普段と変わらない姿勢で臨むと話していた。

 流経大柏が2年ぶり5回目の優勝まであと一歩まで迫った。逆境をはねのけ、危機迫るプレスで、全国高校総体の舞台でも名だたる強豪を破ってきた。しかしそれでも唯一敗れたのは、その後決勝に駒を進めることになった市立船橋ただ一校のみである。

 全国覇者をゆずり、最後の最後で敗れた夏。その借りを返せるか。ただ一校しかない千葉の頂点へ流経大柏が挑む。

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