アディショナルタイムの一撃! 鹿島学園が上田綺世の劇的ゴールでPK勝利を引き寄せる

昨日の1回戦ではPK戦で勝ちを拾った鹿島学園と、初出場ながら四国屈指の強豪校である徳島市立を4−1で破った聖望学園の一戦をピックアップ

松尾祐希| Photo by Yuki Matsuo

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ゴールに歓喜する鹿島学園イレブン Photo by Yuki Matsuo

 昨日の1回戦ではPK戦で勝ちを拾った鹿島学園と、初出場ながら四国屈指の強豪校である徳島市立を4−1で破った聖望学園。対照的な勝ち上がりの両者だったが、試合は1点を争う好ゲームとなった。

 まず、先手を取ったのは鹿島学園。一進一退の攻防の中で前半終了間際の35分にFW、15番・中野大飛選手が先制弾を奪取。これで試合を優位に運べるかと思われたが、後半の頭に追い付かれてしまう。終盤には痛恨の逆転弾を決められ、鹿島学園は窮地に陥った。

 しかし、エースの一撃がチームを苦境から救う。アディショナルタイムに入った70+3分。右サイドからクロスが入ると、「(同点弾まで)ほとんど打つところまでいっていなかった。2本ぐらいしか打てていなくて、なかなかシュートチャンスがなかった」というエースのFW、10番・上田綺世選手が値千金の同点弾。これでPK戦に勝負を持ち込むと、6人全員が決めて劇的な形で2回戦突破を決めた。

 鹿島学園は明日の3回戦で、青森県代表の青森山田と対戦する予定になっている。

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