【高校サッカー選手権:富山】富山第一が水橋に圧勝、窪喜啓太のゴールと相手シュート零封で2年連続の全国へ

第95回全国高校選手権の富山県大会は5日に決勝戦を行い、富山第一高校が2-0で水橋高校を破り、2年連続27回目の全国大会出場を決めた

平野貴也| Photo by 平野貴也 Takaya Hirano

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2年連続27回目の選手権出場を決めた富山第一
Photo by 平野貴也 Takaya Hirano

 第95回全国高校選手権の富山県大会は5日に決勝戦を行い、富山第一高校が2-0で水橋高校を破り、2年連続27回目の全国大会出場を決めた。スコア以上の圧勝だった。公式記録に残されたシュート数は、19対0。後半、わずかに押し込まれる時間帯があったものの、決定的なピンチを迎えることなく、最後まで試合の主導権を渡さなかった。

 立ち上がりからセットプレーで立て続けに脅威を与えた富山第一は、前半25分に左MF窪喜啓太が先制点を挙げた。ペナルティーエリア右で得たFKを竹林晃輝が直接ファーポストに当てると、相手DFに当たったこぼれ球に窪木がいち早く反応して左足でプッシュ。

 先制後もFKからDF松本楓大が惜しいヘディングシュートを放ち、水橋守備陣がゴールライン上からかき出すようにクリアする場面が生まれるなど、攻勢を保った。水橋は、ハーフタイムの選手交代で試合の流れを手繰り寄せようとしたが、出鼻をくじかれた。富山第一は、後半7分に1トップの本村比呂が右サイドを突破すると、クロスに窪喜が合わせて追加点。

 その後は、頻繁に選手交代を行って前線、中盤での守備を緩めず、3点目が奪えそうで奪えなかったという課題は残ったものの、見事に完封勝利を飾った。

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