【インハイ準決勝ハイライト:市立船橋×昌平】市立船橋が昨年に果たせなかった優勝へ! 太田貴也のゴールが勝利を呼びこむ

昨年度の準優勝校でプレミアリーグEASTの首位を走る市立船橋に対し、初出場で4強入りを果たした昌平が挑戦する図式となった準決勝

松尾祐希| Photo by Yuki Matsuo

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市立船橋の12番・太田貴也選手が先制弾を決めた Photo by Yuki Matsuo

 昨年度の準優勝校でプレミアリーグEASTの首位を走る市立船橋に対し、初出場で4強入りを果たした昌平が挑戦する図式となった準決勝。立ち上がりから際立ったのは市立船橋の堅守だった。

 3−4−2−1の最終ラインを担う左CB5番・杉岡大暉選手を軸に、タイトな守りで相手の攻撃を寸断。セカンドボールもことごとく拾い、守備から試合の主導権を握った。これで流れを引き寄せると、前半30分にはDF3番・真瀬拓海選手のオーバーラップから「チームで一番愛される男」(朝岡隆蔵監督)というFW12番・太田貴也選手が先制弾。

 大会前にBチーム落ちを経験した男が、ここ一番で輝きを放ってチームに勢いをもたらした。

 迎えた後半も相手に自由を与えず、優位に試合を進めていく市立船橋。試合終盤には昌平が前線に人数を掛けて来たが、抜群の安定感を誇る守備陣が決定機を作らせない。無失点で切り抜けた市立船橋は2年連続の決勝進出が決定。

 昨夏のリベンジを果たす挑戦権を獲得した。

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