【高校サッカー選手権:長崎】長崎総科大附が大差で優勝、2年ぶりに「小嶺サッカー」で全国へ乗り込む

第95回全国高校選手権の長崎大会は13日に決勝戦を行い、長崎総科大附が5-0で海星に勝利して2年ぶり4回目の優勝を決めた

藤原裕久| Photo by 藤原裕久 Hirohisa Fjiwara

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2年ぶり4回目の選手権出場を決めた長崎総科大附
Photo by 藤原裕久 Hirohisa Fjiwara

 13日(日)に行われた長崎県大会決勝は、長崎総合科学大学附属高校が海星高校に5対0で快勝し、2年ぶり4度目となる全国への切符を手にいれた。

 試合は立ち上がりから、長崎総科大附がMF右田翔(3年)とMF宇髙魁人(3年)の突破を軸としたサイド攻撃を徹底。前半15分にゴール前で競り勝ったFW安藤端季(2年)のヘディングが、海星のGK馬上秀義を超えてゴールインすると、その7分後には、サイドからの折り返しをDF薬真寺孝弥が落ち着いてシュートして2点差とすることに成功。

 その後も球際の激しさと厚みのある攻撃で、海星高校を押し込んだ長崎総科大附は、後半8分にMF宇髙のゴールで試合を決定づける3点目を奪うと、後半13分にはMF薬真寺のこの日2点目となるゴールでダメ押し。試合終盤こそ、海星のMF永峰慎也の個人技、MF三浦海飛のロングスローなどで反撃を受けたものの、後半32分にはMF宇髙が5点目となるゴールを決めて無失点での優勝を達成した。

 長崎総科大附は「まだまだ課題だらけ」という小嶺忠敏監督の言葉と裏腹に、これで新人戦、高校総体とあわせて県内タイトルを独占。久々に強い「小嶺サッカー」で全国へ乗り込んでいく。

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