久保建英が途中出場で2ゴール! FC東京、ユース選手権で大分に快勝し決勝T進出に王手

第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会が開幕し、26日にグループステージの2日目が行われた

松尾祐希| Photo by yuki matsuo

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第40回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 FC東京U-18の久保建英選手

 第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会が開幕し、26日にグループステージの2日目が行われた。

 グループDの8年ぶり3回目の優勝を狙うFC東京U-18は大分トリニータU-18と対戦。前節に続いて半谷陽介が先発して前線に入り、久保建英はベンチスタートとなった。

 大雨の影響で難しいピッチコンディションになったが、FC東京が序盤から試合の主導権を掴む。前半に2得点を奪うと、後半には途中出場の久保が2ゴールを挙げる活躍を見せた。その後もFC東京は失点をゼロに抑え、4-0で快勝している。

 佐藤一樹監督は「ゴール前でストロングを出してくれたと思います。そして、前線で走り回るようにもなってきましたし。(競り合いの強さを含め)必要性を感じてくれるようになって来たのかなと思う。平川怜もですが何かしてくれるんじゃないかという期待感がある」と成長ぶりに目を細め、中学校3年生ながら堂々たるプレーを見せた。

 チームはこれで1勝1分の勝ち点4となり、最終戦となる28日のヴィッセル神戸U-18戦で引き分け以上の結果を収めれば、グループステージ突破が決まる。

 グループAの横浜FCユースがプレミアリーグ組の新潟U-18に1-0で勝利し、最終戦を前にしてトップに立った。グループBはJFAアカデミー福島が2連勝で首位。グループCは三菱養和ユースが大会初勝利を収め、全チームにグループステージ突破の可能性がある状況となった。

 また、グループEは広島ユース、グループFは札幌U-18、グループGは京都がそれぞれ2連勝を達成。グループステージの突破が決まっている。そして死の組の呼び声も高いグループDは大混戦。東京VユースとC大阪U-18が勝ち点4で並び、仙台ユースと川崎U-18が勝ち点1となっている。最終節の結果がそのまま順位に影響することとなりそうだ。

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