【インハイベスト16ハイライト:昌平×前商】東福岡に勝利して波に乗る昌平がベスト8進出!
初出場ながら前日の2回戦で大会2連覇中の東福岡を下し、台風の目になりつつある昌平。この3回戦でも驚異的な粘り強さを見せ、前橋商との接戦を制して8強入りを果たした
スポンサーリンク埼玉県代表の昌平が初出場でベスト8進出を決めた Photo by Yuki Matsuo
初出場ながら前日の2回戦で大会2連覇中の東福岡を下し、台風の目になりつつある昌平。この3回戦でも驚異的な粘り強さを見せ、前橋商との接戦を制して8強入りを果たした。
序盤から主導権を掴んだ昌平だったが、前橋商の堅い守りを前に攻めあぐねる展開が続いた。前半29分には一瞬の隙を突かれ、カウンターから失点。後半に入っても効果的な攻撃を繰り出せず、時間だけが経過していった。
しかし、アディショナルタイムに突入後の70+2分。この日は存在感を全く示せていなかったFW本間椋が起死回生の同点弾を決めて、土壇場で試合を振り出しに戻した。
迎えたPK戦で後攻となった昌平は、前橋商の4人目・DF風間朝陽のキックをGKの緑川光希がストップ。これで優位に立つと、前橋商の5人目・金枝晃平が枠に飛ばせず勝負あり。
「緑川は1本であれば止めると思っていた。練習だとほとんど止められないんですけどね笑」(藤島崇之監督)という2年生守護神の活躍で勝ち名乗りを挙げ、31日の準々決勝で静岡学園と対することが決まった。