【クラ選】決勝FC東京U-18対エスパルユースハイライト! 半谷陽介がMVP獲得、中学生ながら久保建英が5得点で得点王!

「2年前の決勝はスタンドから応援していて、すごく悔しい思いがあった。その気持ちを晴らしたかった」とキャプテンの蓮川壮大が語った

松岡健三郎| Photo by 木鋪虎雄 Torao Kishiku

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MVPは半谷陽介。得点王は久保建英、滝裕太、小柏剛。

今大会で5ゴールの久保建英は得点王。 Photo by Torao Kishiku

 右サイドで生地慶充がうまいターンから大きくサイドチェンジ。伊藤純也が1対1の場面で、うまく時間を使い、後方から上がって来た鈴木喜丈へ。左足のミドルシュートが1度ポストに当たるも、その跳ね返ったボールがGK水谷駿介の背中に当たりゴール。

 手数をかけすぎていたこれまでの攻撃とは別に、シンプルなつなぎからラッキーなゴールが生まれた。

 余裕の出たFC東京は前半終了間際の45分、中盤でのリースタートから岡崎慎が清水DFの裏へ放り込む。半谷陽介が素早く抜け出し、確実にゴールへ流し込み2-0で前半を折り返した。

 こうなると2549人も集まった観客の注目はやはり、久保建英の登場となる。2点差の余裕とJ3で積んだ経験を生かした試合運びでFC東京がボールを回す。しかし、シュートへは持ち込めずに、停滞していた後半17分。ついに登場。

 伊藤に代わって、久保がピッチに立ち、2トップの一角としてプレーした。リードしていることもあり、無理に縦パスが回ってこず、なかなかボールが回ってこなかった久保。それでも、時折見せるプレーには会場から歓声が上がった。

 互いに交代選手で流れを変えるも、スコアは動かず。そのまま2-0でFC東京が勝利。三田啓貴(現仙台)、重松健太郎(現町田)らが出場した2008年以来の優勝を勝ち取った。

【個人賞】
MVP
半谷陽介(FC東京U-18)

MIP
立田悠悟(清水エスパルスユース)

得点王 5点
久保建英(FC東京U-18)
小柏剛(大宮アルディージャ)
滝裕太(清水エスパルス)

フェアプレー賞
清水エスパルスユース

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