今大会第3位を獲得した青森山田 Photo by Toshihide Ishikura

　第二回は16年連続19回目の総体出場を果たした青森山田。1、2回戦では大量得点で勝利してきました。東北屈指の強豪校は抜群の安定感で3回戦に進出。

　しかし続く3回戦以降、一部選手のコンディションが整わないなどもあり、僅差のゲームが続いた。それでもプロチームへの加入が内定しているGK廣末陸選手、MF高橋壱晟選手、全体を鼓舞するキャプテン・住永翔選手、今大会では得点王(7得点)のFW鳴海彰人選手といった縦のラインが安定を見せる。

　さらに今大会2得点の郷家友太選手や急成長の1年生・天笠泰輝選手なども得点能力を備えており、サイドでは圧倒的な運動量の嵯峨理久選手などを擁す全体のバランスがとれたチームである。冬の選手権でも上位進出と頂点を狙えるタレント集団には期待がかかる。

一回戦・中京大中京戦　6-0
二回戦・立正大淞南戦　4-2
三回戦・鹿島学園戦　1-0
準々決勝・米子北戦　2-1
準決勝・流通経済大柏　1-2

フォトプレイバック：TEAM FOCUS 第2回 青森山田①