アジア突破のカギはコンディション調整にあり。東京五輪世代・U-19日本代表がアジア最終予選むけてトレーニングキャンプを実施
9月26日(月)、味の素フィールド西が丘にてU-19日本代表候補トレーニングキャンプが実施された
スポンサーリンクU-19日本代表のエース・小川航基(ジュビロ磐田)
9月26日(月)、味の素フィールド西が丘にてU-19日本代表候補トレーニングキャンプが実施された。今回は所属クラブで出場機会の少ない選手、高校生メンバーなどを中心に招集。この年代を率いている内山篤監督は「選手は23名に選ばれるかは別として、普段90分のゲーム環境がないなかで、今回ゲームを『する』のと『しない』のでは比べてかなり違ってくると思います」。短期間ながら今回の試合を行う重要性を説いた。
試合をこなした選手たちの動きは好調を印象付けるものではなく、ゲームは拮抗した展開となった。前半6分、小川航基(ジュビロ磐田)が後ろからのゴール前のパスに反応し、幸先良くゴール。それでも前半16分に渡邊龍(日体大)に決められて、ボールロストからスポ―ドに乗った攻撃で崩され、守備面では脆さをみせた。一方で攻撃陣は決定的な仕事をする。前半18分、右サイドで長沼洋一(サンフレッチェ広島)がドリブルで突破し、GKも抜いて中に入れたボールを再び小川航基が決めてリードに成功。
試合は2-1で後半へ。メンバーを入れ替えながら戦うU-19日本代表だったが、中盤からDF陣にかけてなかなか守備がはまらず、相手を自由にさせないプレーはできなかった。後半17分、里見直樹(日体大)にゴールを許した。膠着した試合展開から、セットプレーの相手の守備陣のクリアミスから後半85分、大南拓磨(ジュビロ磐田)が蹴り込んで3-2。ギリギリの展開を制して、U-19日本代表が勝利を手にした。
◆U-19日本代表 3-2 日本体育大
[会場:味の素フィールド西が丘]
前半 6分 小川航基(U-19日本代表)
前半16分 渡邊龍(日体大)
前半18分 小川航基(U-19日本代表)
後半62分 里見直樹(日体大)
後半85分 大南拓磨(U-19日本代表)