【高校サッカー選手権:富山】富山第一が水橋に圧勝、窪喜啓太のゴールと相手シュート零封で2年連続の全国へ
第95回全国高校選手権の富山県大会は5日に決勝戦を行い、富山第一高校が2-0で水橋高校を破り、2年連続27回目の全国大会出場を決めた
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■全国大会では、日本一を目指してやっていきたい
今季は2年生に個の能力が高い選手が揃っているが、決勝戦では3年生が面目躍如を果たした。3年生は、3年前に富山第一が全国優勝を果たした姿を見て、入学して来た世代。夏の高校総体では県予選の準々決勝で高岡第一高校に敗れて全国大会出場を逃したが、冬の全国切符は逃さなかった。
中盤で攻守のバランスを絶妙に保っていた主将の久保佳哉は「全国大会では、日本一を目指してやっていきたい。全国大会では、得点のチャンスは多くないと思う。今日、決め切れなかったことは課題。一つのチャンスで決め切れるチームにしたいし、自分も前に出て得点に絡むことが課題なので、磨いていきたい」とさらにチーム力を上げて、3年前の快挙の再現を狙う意気込みを語った。
大塚一朗監督は「選手権は、上手い奴が出るのではなく、頑張る奴が活躍するところ」と話し、3年生への信頼を強調した。準決勝では富山東高校に2点をリードされて苦しんだが、坪井清志郎、大竹将吾、高浪陸の2年生3人がすべてのゴールとアシストを決めて3点を奪って逆転勝利に成功。