【高校サッカー選手権:岩手】圧巻の逆転劇を見せた遠野が4連覇で26回目の優勝を達成!

6日(日)、第95回全国高校サッカー選手権岩手大会の遠野と専大北上による決勝が実施され、遠野が4年連続26回目の優勝を果たした

高橋拓磨| Photo by 高橋拓磨 Takuma Takahashi

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4年連続26回目の優勝を果たした遠野
Photo by 高橋拓磨 Takuma Takahashi

 6日(日)、ピッチを横切る強風の中で行われた岩手県大会決勝。この大会4連覇を目指す遠野と初優勝まであと1勝に迫った専大北上の対戦は、両軍合わせて7つのゴールが飛び出す熱戦となった。

 先制点が生まれたのは10分。専大北上は中盤からのスルーパスに抜け出したFW蟻田幸希(3年)が左のMF畠山侑希(2年)に送る。ボックス内から右足インフロントで狙ったシュートはポストに当たる絶妙なコースに決まる先制点となる。5分後にもキャプテンのMF小野寺拓海(3年)がPKを沈め2点のリードを奪ったまま前半を終えた。

 しかし、後半は打って変わって遠野のワンサイドゲームとなる。開始早々のピンチを凌いだ遠野は、43分にDF五嶋一樹(3年)のミドルで反撃の狼煙を上げると、そこから怒涛のゴールラッシュ。FW佐々木琢光(3年)の2ゴールなど、後半5点を奪った遠野が見事な逆転勝利で優勝を決めた。

 遠野は全国ベスト4の経験を持ちながらもここ数年は初戦敗退が続く。試合後、長谷川仁監督は「守備の修正を図りながら、自分たちから仕掛けるサッカーで全国に挑みたい」と抱負。キャプテンのMF千田夏寅(3年)も「優勝はほっとした気持ち。今までやってきたサッカーを全国でも見せたい」と全国大会に向け決意を新たにしていた。

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