【高校サッカー選手権:青森】U-19日本代表から凱旋したGK廣末陸の悔しさ、無失点で青森山田20連覇に貢献!

11月6日(日)、青森山田が20年連続22回目の優勝を決めた。守護神にはU-19日本代表から凱旋したGK廣末陸が入った

小林健志| Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

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20年連続22回目の優勝を達成した青森山田
Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

 20年連続22回目の高校サッカー選手権青森県大会優勝。実に20年にわたって青森県の王者として君臨し続ける青森山田。県大会では圧倒的な得点力もさることながら特筆すべきは準々決勝からの3試合全てが無失点であったことだ。

 堅守の中核を成しているのはFC東京に加入内定し、U-19日本代表GKとしてバーレーンで行われたAFC U-19選手権では準決勝ベトナム戦1試合の出場に止まったが、守備範囲が広く、足下の技術も確かな将来性豊かなGKだ。

 バーレーンでの戦いを終えて青森に帰ってきた廣末は「11月1日の午前0時に解散して、次の日の朝に電車で青森に移動してその日の昼の練習に出ました。寒さにビックリしました。いつもの練習着で行ったら寒すぎて、みんなベンチコートを着て手袋をしていたのでマジか!と思いました」と離れていた1ヶ月ですっかり冬の装いになった青森の寒さに驚いたという。

 それでも「たまたま選手権期間で学校を休みにしてもらったので、睡眠を多く取ろうと意識していました。着いた日の練習はさすがに眠かったですが、次の日からは全然問題なく食欲もありました」と時差ぼけも気にすることなく、3日からの青森県大会に向けて急ピッチで調整したという。

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