【高校サッカー選手権:大分】2年連続9回目の選手権出場! 川崎元気監督体制でV

12日(土)、第95回高校サッカー選手権大分大会の決勝が行われ、大分と大分西が対戦した

ひぐらしひなつ| Photo by 小野洋之 Hiroyuki Ono

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2年連続9回目の選手権出場を決めた大分
Photo by 小野洋之 Hiroyuki Ono

 12日に開催された決勝戦は、前年と同じカード。2連覇を期す大分と初優勝を狙う大分西とが、互いに持ち味を発揮した。序盤はFW広瀬椋平(3年)を軸に大分西が押し込んだが、先制したのは大分。前半17分、FKのこぼれ球をMF永松涼介(3年)が押し込んだ。

 1点を追ってサイド攻撃を活性化させる大分西の攻撃をしのぐと、後半は大分が本領発揮。後半8分、左サイドの細かいパス回しで相手を引きつけ、最後は中でフリーになっていたFW山本光彦(3年)が追加点を挙げる。さらに後半21分、右サイドをえぐったMF嶋津翔太(2年)のパスを受けた山本が相手をかわし3点目。後半30分には長い距離を駆け上がったDF中島翔太(3年)のクロスにMF古田武尊(3年)が合わせて4-0と突き放した。

 大分西も攻撃的カードを切り試合終了間際に1点を返すが、前年のリベンジはならず。大分が2年連続9回目の優勝を果たした。

 大分を8回の全国大会出場へと導いた朴英雄・前監督が体調不良で休職し、急遽7月から指揮を取った川崎元気監督は「狙い通りの展開」と手応え。前監督の方針を受け継ぎながら新体制で刺激をもたらし、見事に短期間で結果を出した。

 昨年の全国大会は初戦敗退。今年は食トレによりフィジカルも増強して初戦突破を目指す。

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