AFC U-16選手権インド2016にむけた日本代表メンバーの収穫と課題【国内最終・試合出場選手コメント】

9月9日(金)、水戸市立サッカー・ラグビー場にて、U-16日本代表が9月15日に開幕するAFC U-16選手権インド2016に向けた最後の練習試合を行った

編集部| Photo by Editor

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【第一戦・出場選手コメント②】

■中村敬斗選手(三菱養和SCユース)コメント
――試合全体の感想を教えてもらえました。

立ち上がり前からいきました。相手がロングボールを蹴ってくるのは分かっていたので、うまく競り合いで負けずにやれていたと思います。なかなか最初から得点が取れず、ただ徐々にペースをつかんでいけました。相手が3バックで2トップを見る形だったので、外に流れればきっとフリーになれると思っていたので、流れてクロスを上げたところでつめて得点が入ったのでよかったです。

――受ける前から仕掛けてやろうと考えていましたか。

はい、サイドを狙って考えていました。

――森山監督は中村選手のどこからでも狙えるミドルシュートに期待していると会見でも話していました。今日のシュートからゴールをこじ開ける意識というのはどうでしたか。

今日はシュートがポストの横にそれ、ミリ単位の部分でズレがあったので修正をしていって。もっとミドルシュートもカットインを増やして自分的なプレーを増やしていけたらなと思います。

――ズレたのは、どのような理由だと考えていますか。

ぬかるみもあって、足もとが滑っていて力の踏ん張りが入らなかったです。インドでのグラウンド状況ではそういうこともあることを想定できたので、シュートの瞬間に工夫を入れたいと思います。

――左サイドハーフのポジションは自分の中でものにしていますか。

体力も自信はありますし、持ったら仕掛けてカットインしてスルーパスを出せるので特に問題ありません。

■福岡慎平選手コメント

――中盤からゴール前に入っていくことは自分の特徴を出せていたと思います。

チームでもボランチはセカンドボールを狙うということを森山(佳郎)監督にも言われていました。その通りに、ちょうどそのボールがきましたね。

――チーム全体の出来についてはどのような感想ですか。

鹿島は前にボールを次々に蹴ってくると監督にも言われていて、みんなで落ち着いて対応しようと話し合っていたなかで、ロングボールでも勝てていたのでそこはよかったです。ですが、決めきらないといけないところで、決めきれなかったのでそこは課題だと思います。

――キャプテンとして見て欲しいチームのストロングポイントをどのように考えていますか。

オフの部分や練習でもチームは和気あいあいと仲がいいので、そこは試合でも声の掛け合いにも繋げていける部分です。このチームは本来決定力のあるチームなので、最終予選ではゴールを量産していきたいです。

――攻撃陣への信頼は厚い。

信頼しています。

――これから組織としてインドで見せたい。あるいは高めていきたいこととは何でしょうか。

まずは球際を強くいくことです。アジアの中で、フィジカル面は強い自信があります。そこで負けないことだと思います。

――初戦のベトナムにはどのような印象を持っているのでしょうか。

対戦した鹿島アントラーズに似ていて、ロングボールを中心にしていて、前線に足の速いFWがいる。だからこそチャンレンジ&カバーで対応して、ビデオで分析しながら話し合っていきたいです。

――合宿を通じて感じていることや話し合いたい課題とは。

セカンドボールを取り切れていないシーンが多くありました。みんなでどのようにセカンドを拾っていくのか。自分たちのサッカーをするためにはどうすべきか、
話し合っていきたいと思います。

――セットプレーのキッカーについては。

最終予選でもセットプレーは鍵になってくると思います。まだ日にちがあるので話し合いながら、大事にしていきたいと思います。

――今回、あえてグランドコンディションの整っていないところをチョイスしたと聞きました。対インドに向けた対策については。

使用した芝はインドに似ていて、ボコボコな状況があり、良いシュミレーションになりました。

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