AFC U-16選手権インド2016にむけた日本代表メンバーの収穫と課題【国内最終・試合出場選手コメント】

9月9日(金)、水戸市立サッカー・ラグビー場にて、U-16日本代表が9月15日に開幕するAFC U-16選手権インド2016に向けた最後の練習試合を行った

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U-16日本代表 第一戦・鹿島アントラーズユース戦出場メンバー

 9月9日(金)、水戸市立サッカー・ラグビー場にて、U-16日本代表が9月15日に開幕するAFC U-16選手権インド2016に向けた最後の練習試合を行った。試合は、第一試合・鹿島アントラーズユース、第二試合・水戸ホーリーホックユースの順に計二戦。主力組に続いてサブ組が出場し、グラウンドコンディションはぬかるみ・荒れたインドの環境を想定したものだった。

 結果はスタメンが出場した第一戦・鹿島戦1-0[得点:前半26分=福岡慎平(京都サンガF.C.U-18)] 、サブ組が出場した第二戦・水戸戦3-3[得点:前半10分,29分=山田寛人(セレッソ大阪U-18)、前半37分:鈴木冬一(セレッソ大阪U-18)]となった。

 本番を想定した練習試合ということもあり、選手は一様に収穫と課題を得た様子だった。試合後の選手たちのコメントを抜粋したものは以下の通り。

【第一戦・出場選手コメント①】


■瀬古歩夢選手(セレッソ大阪U-18)コメント
――球際のところで負けられませんか。

戦う姿勢で負けてはいけないと思っています。日本は俊敏性が特徴ですし、それをやはりやらないと世界には勝てません。だからこそ、その強みをアジアでも続けていけば、頂点は絶対に獲れると思います。

――鹿児島合宿の時は体調が100%ではないという話でしたが。

鹿児島キャンプが終わってからの二週間あたりで自分の身体は戻ってきましたし、このキャンプでもしっかり自分のコンディションを含め、気持ちを整えているので、最終予選初戦で100%出せる力にもっていけていると思います。

――いま不安なところは残っているのでしょうか。

不安は特にはないです。

――PKはどうでしょうか。
しいて言えばPKです笑。まず同点にしないことです。勝てればPKをしなくてはいいので、勝つことだけを意識していきたいですね。

――攻める回数が増えることで決めきれないと、相手に粘られることはよくあります。今回の鹿島戦もそんな展開でしたが。最終戦前に体験できたことはどうでしたか。

後ろが守れば負けることはないのですし、我慢強く後ろはやるだけです。その中で前の選手が決めてくれれば後ろはありがたいですし、我慢してやるだけです。

――後半、決定機を作っていた前線についてどのように見えていましたか。

形はできているなと実感しています。あとは最後の質のところを残りの日程でできればと考えています。

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