【高校サッカー選手権:三重】波乱が続く県大会を制して初優勝! 海星が4得点で全国大会へ

第95回全国高校選手権の三重県大会は12日に決勝戦を行い、海星が4-2で津工業に勝利して初優勝を果たした

吉田太郎| Photo by 吉田太郎 Taro Yoshida

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初の選手権出場を決めた海星
Photo by 吉田太郎 Taro Yoshida

 11月12日、第95回全国高校サッカー選手権三重県大会決勝が鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で開催された。07年以来3回目の優勝に王手を懸けた津工と、初優勝まであと1勝とした海星による決勝は海星が4-2で勝利。悲願の全国大会初出場を果たした。

 今回は飲み込まれなかった。青柳隆監督が「最初から(津工が)上手いのは分かっていた。ショートカウンターしかないと分かっていた」という海星は序盤から連動したプレスと球際での激しさで津工のパスワークを封鎖。インターセプトからショートカウンターを連発する。

 津工も徐々に攻撃のリズムを掴んでいたが30分、海星は敵陣でMF上陰統己主将がインターセプトすると、最後はFW三輪翔真がGKとの1対1から先制点を奪う。さらに35分にも上陰の縦パスで抜け出した三輪が追加点。50分にも三輪が右足ミドルを決めて3-0とした。だが、津工は注目司令塔のMF東出壮太を中心としたショートパスとドリブルで相手の守りを剥がして前進。55分と66分に交代出場のFW脇野志音がゴールを決めて1点差に迫る。

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