初出場!埼玉県初代表の聖望学園が初勝利!高橋龍也、山村紘太などの4発で2回戦を進出決める!

インターハイ初出場の埼玉県代表の聖望学園が、徳島県の古豪・徳島市立に対して、どんな戦いを見せてくれるのか。そんな期待感は現実のものとなった

笠井清孝| Photo by Kiyotaka Kasai

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徳島市立の猛攻は続く

 さらに、徳島市立の猛攻は続く、後半43分に徳島市立の10番・郡紘平選手が右サイドからシュート決めて3-1。

 後半に入り疲れが出て、前線からの守備が機能しなくなった聖望学園は、FWの2人を交代。これによって、後半67分、前線からの守備が機能し始め、高い位置でボールを奪うことが出来るようになり、ヘディングの競り合いでのセカンドボールを拾った7番・糟谷龍也が巧みなボールコントロールでDFをかわした。GKと一対一となり、4点目を決めた。

 その後、聖望学園がチャンスを作るものの、追加点なく、4-1で初戦を突破した。

 試合後、勝利した聖望学園の山本監督は「相手は力があるチームなので押し込まれることも想定していた。その場合の対策もしてきた。そして、何よりも自分たちのサッカーをして勝ちたいと思っていた。この点差は予想しなかったが、全員が本当に良く戦った」

 この言葉通り、突出したプレイヤーはいないが、しっかりした技術を持っているプレーヤーが多く、チームのために必死にプレイする姿は観客の胸を打つのではないか。初出場とは思えない堂々とした戦いは、今年のインターハイに旋風を巻き起こすかもしれない。そんな期待感を持たせてくれた。

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