【U-19日本代表】プレミアWEST得点ランキング2位。サイドをかけ上がるゴールハンター・舩木翔の流儀。
サイドバックでありながら、プレミアWEST得点ランキング2位。かけ上がるゴールハンター・舩木翔の持ち味とは何か。
スポンサーリンク得点力もあるサイドバックとして活躍する舩木翔(セレッソ大阪U-18)
本当に左サイドバックか
「本当に左サイドバックか」と思いたくなるほど、高い攻撃力、研ぎ澄まされたゴールセンスは凄みを帯びている。
定着しているU-19日本代表では、どちらかというと攻守の切り替えを大切にして、チャンスメーカーと、身体を張った守備に重きを置いているが、所属するセレッソ大阪U-18では一変し、獰猛なゴールハンターへと変貌を遂げる。
「自分の持ち味は攻撃力。サイドバックでも点に絡めるようになりたい。そのためにスプリント回数を増やすことを意識しています」と、自身を分析したように、ゴールに遠い位置から常に牙を失わないように、前に行く準備をしている。
『攻撃的なサイドバック』は今や当たり前で、それを売りにする選手はゴロゴロいる。しかし、中には『むやみやたらに攻撃参加』をしてしまい、カウンターを食らう『穴』になってしまったり、肝心の守備力がおろそかになってしまうケースが多い。
だが、舩木は違う。攻守のバランスと前に行くべきタイミングを、頭をフルに使って推し量り、『ここぞ』というところで迷わず仕掛ける。さらに前に仕掛けたときは、相当な『覚悟』を有している。
1 2
関連記事-こちらもどうぞ
-
【高校サッカー選手権:山梨】目標は全国制覇! 山梨学院が4試合連続となる加藤拓己のゴールで2年ぶり5回目の選手権出場 -
【U-19日本代表】ゲームを統べる背番号7、チームおける大黒柱・神谷優太の決意 -
[ピックアップ・プレーヤー]U-19日本代表におけるユース年代の7選手たち -
10番・大曾根諒弥が2得点1アシスト、市立柏が二回戦で市立船橋へ挑戦!|第95回全国高校サッカー選手権千葉県2次予選一回戦 -
ドリブルサッカーはどのように生まれたのか。「聖和学園」の起源【連載:第2回】 -
【高校サッカー選手権:山形】小兵ながらスピードを生かした存在感はピッチ随一! 全国出場を決めた山形中央の1トップエース八矢悠雅 -
【U-19日本代表】”いつでも行ける準備”で出番を待つ。守護神・廣末陸の静かなる闘志 -
[高校サッカー 心を揺さぶる物語]僕らの声は届いたか-後篇-