小関崇史が左足で決めた!神奈川県代表の慶應義塾が初出場で初勝利を飾る!

全国高校総体男子サッカー1回戦が27日に行われ、盛岡商(岩手)と慶應義塾(神奈川②)が対戦した

石倉利英| Photo by Toshihide Ishikura

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神奈川県代表の慶應義塾が初出場で初勝利を果たした Photo by Toshihide Ishikura

 全国高校総体男子サッカー1回戦が27日に行われ、盛岡商(岩手)と慶應義塾(神奈川②)が対戦した。24回目の出場となる盛岡商に対し、冬の選手権も含めて全国大会初出場の慶應義塾は、開始直後からDF5番・酒井綜一郎、2番・関俊太朗の2CBにGK1番・三浦優介も加わり、最終ラインでしっかりパスをつなぎながらチャンスをうかがう。

 26分にはこぼれ球を拾ったFW、13番・小関崇史がドリブルで中央を突破。「最初のタイミングでシュートを打ちたかったけど、相手が来ているのが見えたので切り返したら、DFが2人ともつられたので、思い切り振り抜いた」という左足シュートが鮮やかに決まり、先制点を奪った。

 その後は後半にかけて追加点のチャンスを生かせず、試合終盤はロングパスやロングスローでゴール前にボールを送り込む盛岡商の攻めに押される時間帯が続いたが、そのまま逃げ切って1-0で勝利。

 大方貴裕監督は「選手たちには『これまでやってきたことをやろう』と言っていたけど、基本的にはずっと緊張していたと思う」と語る一方で、終盤の相手のパワープレーに耐え抜いたことは「成長した」と評価。

 132人の部員全員で広島入りしており、「会場にバスが着いたとき、Jリーグのファンのように控え部員が待ってくれていた。アウェーのような雰囲気は感じず、力になりました」と語り、チーム一丸となっての全国初勝利を喜んでいた。

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