【インハイ準々決勝ハイライト:流通経済大柏×履正社】信条とする前からのプレスで流通経済大柏が四強へ!

前からのプレスを信条とする流通経済大柏のらしさが出た試合だった。連動しながら失点をおさえて、一発を狙った

編集部| Photo by 村井詩都 Shidu Murai

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高い位置からのプレスが8番・本田憲弥選手のゴールを生み出した。【写真左】 Photo by Shidu Murai

 7月31日、全国高校総体サッカー競技の準々決勝が広島広域公園補助競技場で行われ、流通経済大柏と履正社が対戦した。

「(本田裕一郎)監督からも来る前に『自分たちらしくやってくれ』と言われました」(榎本雅大監督代行)。

 前からのプレスを信条とする流通経済大柏のらしさが出た試合だった。連動しながら失点をおさえて、一発を狙った。

 得点はまさに畳み掛ける守備が導き出したシーンだった。後半39分、全員が前線から守備を仕掛け、相手のクリアに10番・菊地泰智選手がからみ、畳み掛けるように12番・宮坂昂輝選手から菊地選手とつなぎ、再び相手にクリアされたボールは8番・本田憲弥選手の前に。これを左足で狙いすましてシュートすると、ゴール右隅にボールは吸い込まれた。

 後半に勢いにのったチームは立て続けにシュートを放つ。終了間際に相手に突破を許しシュートをあびる場面はあったものの、終わってみればシュートは後半に打たれた2本のみ。

 集中した守備で1点を守りきり、一貫したサッカーを展開した流通経済大柏が準決勝進出を決めた。

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