【PICK UP TEAM】鬼門の通過はなるか? 青森山田が越えるべき3年連続ベスト4全国大会の壁。

「3年連続ベスト4だね。今回はそこを突破しないと」。青森山田の黒田剛監督は準々決勝を終えてこんな話をしていた

安藤隆人| Photo by Takahito Ando

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Photo by Takahito Ando

「3年連続ベスト4だね。今回はそこを突破しないと」

 準々決勝の試合後、青森山田・黒田剛監督が語ったように、米子北を2−1で下し、準決勝進出を果たしたことで、一昨年度のインターハイ、昨年度の選手権と、3年間で3度目の全国大会ベスト4進出となった。

 だが、過去2度とも敗退し、ファイナリストになることが出来なかった。それだけに今回のチャンスに懸ける想いは強い。

「今日は前半、相手のペースに合わせてしまったけど、後半は選手たちが判断して、しっかりと繋ぎながら、相手をいなすことができた。そこは成長を感じる」と黒田剛監督が目を細めたように、米子北戦は相手の徹底したロングボールとセカンドボールを拾ってからの素早い攻めに手を焼き、全体がバタバタしてしまった。

 それでも、後半は落ち着いて千葉入団内定の高橋壱晟と2年生・郷家友太の2シャドーにボールを集め、彼らからのリズムメークを軸に、得意のサイド攻撃が冴え渡った。

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