[AFC U-16選手権インド2016メンバー発表記者会見] 森山佳郎U-16日本代表監督コメント

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■森山佳郎U-16日本代表監督コメント

GK

JFAハウスで会見を行った森山佳郎U-16日本代表監督

 1年半の強化合宿を経て、茨城で最終合宿をして、いよいよインドに向かうことになります。インドには5月にシミュレーション遠征を行っています。食事や衛生環境、グラウンドの状態、それを経験することは対戦相手と戦うことと同じくらい大きな克服すべきだと感じたからです。同時に、自分たちのコンディションを一番いい状態にして、全力を出し切って、今僕らができる全てを出して、勝負の主導権をできるだけこちらにたぐり寄せたいと考えています。

――山田寛人選手(セレッソ大阪U-18)はケガで代表を離れていました。復帰後すぐに最終メンバーに呼びましたが、プレミアリーグで確認したのですか。
「合宿が金曜日まででしたので先週の土曜日は大分に泊まって、セレッソ大阪U-18の試合を確認しました。ケガをしていた喜田 (陽=セレッソ大阪U-18)と山田がちょうど復帰してメンバーに入った試合を観戦しました。
 山田は最後10分の出場でしたが、コンディションはまだまだ上がってない。数人の選手がケガ明けやケガ持ち。ちょうど中学校卒業から高校1年生の夏過ぎは、ケガ人がとても多い時期です。緊張感を持ち、なんとか先輩たちに追いつこうと頑張るため、慣れてきた夏頃にケガを起こしやすい。そこで主力の選手がケガをして、選手が戻ってきた時に大会を迎えました。
 特に小林(友希=ヴィッセル神戸U-18)と瀬古(歩夢=セレッソ大阪U-18)、センターバック(以下、CB)の2人は合宿を休んでいたこともあり、久しぶりに帰ってくれた。
 彼らがいるかいないかで大きな違いがある。選手層が厚いわけではないので、いてくれると助かる選手が帰ってきた。喜田は大ケガで間に合わない懸念もありましたが、症状も思ったほど悪くなく、なんとか間に合ってくれた。山田もそうです。大きなケガからぎりぎり間に合った選手がいてくれるだけで良かった。そんな選手が帰ってきてくれてプラス材料となると思います」

――谷本(駿介=セレッソ大阪U-18)選手は直前で呼ばれ、最終メンバーに入った。直前のトレーニングマッチでの手応えだったと思いますが、メンバーに入れた要因は?
「遠征メンバーを決めるときにいつも名前は入れていました。試合でもそこそこできるなという感じでしたし、合宿の練習でも良かった。やはり期待通りの仕事をしてくれた。なかなかそういう選手は珍しいのです。飛び抜けて何かがあるわけではないですが、常に期待通りの思った通りのことができる。平均値が高い仕事をしてくれるので呼びました。2本目の試合で出場したら埋もれてしまうかもしれませんが、周りの選手がいい時はスムーズに自然とプレーをこなせる力がある。それを前回確認させてもらい、最後で入れさせてもらいました」

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