【U-19日本代表】本来の役割にゴールの兆し。悩めるエースストライカー・小川航基は覚醒できるか。

プロ選手となり思うような結果が得られず、戸惑う小川航基。U-19日本代表年代のストライカーは本来の得点感覚を研ぎ澄まし、覚醒できるのか。

安藤隆人| Photo by 安藤隆人 Takahito Ando

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U19

U-19日本代表年代におけるエースストライカー・小川航基

エースストライカーとして君臨する男

 チーム立ち上げ時から、エースストライカーとして君臨し続けて来た男・小川航基が、その真価を発揮するときがやって来た。

 ゴール前での勝負強さと、ヘッド、ターンシュート、ドリブルシュート、ワンタッチシュート、泥臭いシュート……。多彩なゴールパターンを持つストライカーは、桐光学園の1年時からメキメキと頭角を現し、ゴールという結果を残して来た。

 それはU-18、U-19日本代表でも同じで、彼は結果を残し続けている。だが、その一方で今年加入したジュビロ磐田では思うように結果が残せず、苦しみを味わっている。

 磐田ではこれまで彼に求められて来た『前線に張ってゴールを追求する』という姿勢だけでなく、中盤まで落ちてボールを受けたり、裁いたりする役割も求められた。

 それに対し、彼は戸惑い、プレーに迷いを生み出してしまった。

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