夏から積み上げてきたものとは何か、選手権三回戦で夏の埼玉県優勝校・昌平が登場。
第95回高校サッカー選手権埼玉大会の三回戦が今週末に開催される。いよいよ夏の王者・昌平高が出場する
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今年は絶対にいかないといけない
昌平高の中盤で攻撃的な役割を担う針谷岳晃
Photo by 西田泰輔 Taisuke nishida
それでも監督自ら自身に問うように選手権の初戦についてこう戒める。
「選手権は“別物”だと思っています。力があるチームが最終的に勝つというよりも、勝ったチームが強いと選手たちにも話しています。そういった意味では、松本や針谷もそうですが、緊張感を持ってやれる環境(プロクラブでの練習)を経験しました。うちは練習から緊張感をつくり本番を想定して練習を積んでいる。だからこそ大会に入ったときには平常心でやれればいいと思います。そういった部分を如何にチームで、そして選手間でコントロールできるかが重要」
会見場で話をしていた針谷も選手権に関して強い気持ちをこう言葉にしていた。「今年は絶対にいかないといけない」そして「他の学校には優勝は取らせないという気持ちでやっている」と。夏を越えて、冬の選手権でどのようなプレーをみせるのか。わずか一校だけの椅子を目指して、埼玉栄と相見える。