【高校サッカー選手権:宮崎】全国制覇から4年、ライバルとの激戦を制した鵬翔が13回目の全国選手権へ
11月6日(日)、第95回高校サッカー選手権宮崎県大会の決勝が行われ、鵬翔が、優勝した第91回大会以来となる4年ぶり13回目の全国出場を決めた
スポンサーリンク4年ぶり13回目の優勝を果たした鵬翔
Photo by 照屋盛義 Moriyoshi Teruya
11月6日(日)、宮崎県大会の決勝が、快晴のKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園サッカー場で行われた。対戦カードは日章学園vs鵬翔。互いにしのぎを削りつつ、宮崎県の高校サッカーをけん引し続けて来たライバル同士の顔合わせである。例えば、高円宮杯U-18プリンスリーグ九州では、2戦して3-1、1-3という1勝1敗。今年の対戦成績は拮抗しており、接戦が予想された。
しかし、試合は早々に動く。前半12分、鵬翔DF陣の間を突く縦パスに合わせて、日章学園のMF恩塚幸之介(2年)が飛び出し、ドリブルで突破していく。恩塚がエンドラインまで走り、キーパーをかわしながら、ゴール前にマイナスのパスを出す。すると、ゴール前に走ってきたFW岩切拳心(3年)が、相手選手2人を振り切って先制ゴールを決めた。
「スローインの後のプレーがはっきりしなかった」と、鵬翔の上永智宏監督は失点の場面を悔やむ。鵬翔イレブンは、上永監督の「セカンドボールを拾え」の指示を受けて盛り返し、前半を終えた。