【高校サッカー選手権:京都】U-19日本代表・岩崎悠人はチームプレーで貢献、DF水井直人による値千金の先制弾で京都橘が48番目の代表校に決定!

京都橘が1-0で京都産業大学附属高校を下して5年連続6回目の全国大会出場を決め、全国大会の出場48校が出そろった

平野貴也| Photo by 平野貴也 Takaya Hirano

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DF水井直人の先制弾で橘がリードする展開

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この試合唯一となるゴールを挙げた水井直人。
Photo by 平野貴也 Takaya Hirano

 決勝戦は、苦しい試合だった。前半からボールを支配し、FW岩崎が厳しいマークの中でもターンから好機を演出するなど優位に試合を進めたが、決定機を作れなかった。京産大附は5バックで守備を固めて対抗。

 京都橘はサイド攻撃に活路を見出そうとしたが、攻めあぐねた。均衡が破れたのは後半33分だった。岩崎が左サイドからターンを仕掛けようとした瞬間、攻撃参加した左DF水井直人が球際に低い体勢で飛び込んで左足でシュート。ファーサイドへ飛んだボールは、鮮やかにゴールネットを揺らした。

 水井は「ここで決めなければいけないと思って飛び込んだけど、入ったことが嬉し過ぎて、あまり覚えていない。ただ、思い切り、ゴールに向かって蹴ってやろうというだけだった」とゴールの感触を振り返った。

 ただし、1点取れば安心というゲームではなかった。終盤は、京産大附が執念を見せ、カウンターやセットプレーで怒とうの反撃を展開。最後はクロスボールで何度も危ない場面を作られたが、GK矢田貝壮貴を中心にゴールを死守。矢田貝は「行かれそうな雰囲気があったので、気を引き締めて集中させた」とホッとした表情を見せた。

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