【ユースプレーヤー成長記】リハビリを乗り越えて、日大藤沢3年生・竹内大敬が復活したピッチ

選手権の神奈川県予選は10月22日(土)に準々決勝8試合が行われる。返り咲きを狙う日大藤沢のキーマンのひとり、FW竹内大敬をピックアップ。

山本浩之| Photo by 山本浩之 Hiroyuki Yamamoto|シリーズ:ユースプレーヤー成長記

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■苦しいリハビリを乗り越えて

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日大藤沢の3年生・竹内大敬選手
Photo by 山本浩之 Hiroyuki Yamamoto

 日大藤沢3年生の竹内大敬は、簡単なクールダウンを終えるとグラウンドを見渡した。秋雨前線や低気圧の影響で不安定な空模様のなか、すでにピッチでは第2試合が始まっていた。さっきまで桜色に染まっていたスタンドに視線を移すとこう言った。

「あれは去年の10月4日のことです。ちょうど今頃は、松葉杖を突いて、あそこにいました」(竹内)

 竹内は神奈川県U-18サッカーリーグ2部の試合に出場しケガを負った。診断結果は左足の前十字靭帯断裂と半月板損傷。担当医師からは「復帰までには早くても手術後6か月はかかる」と告げられた。冬の高校選手権はもちろん、3生となって迎える春の関東高校サッカー大会、そして6月のインターハイ出場も厳しい状況だった。

「ひとりだったら、もうサッカーはやっていなかったと思います。僕が落胆していたときの仲間の優しさに感謝しています。本当にいい環境に恵まれています」(竹内)

 病室にはチームメイトからの思いがこもったメッセージボールが届けられたという。勇気づけられた。だから竹内は最短6月の復帰を目指した。トレーナーからの「怖さがなくなるまでリハビリで自分をいじめろ」との言葉にも従った。

「リハビリも苦しいなと思ったけれど、みんなの支えがあったから乗り越えられた。目標にしていた6か月に近い状態で戻ってくることができました」(竹内)

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