青森山田GK廣末陸とコーチの絆とは。プロへ羽ばたく高校No.1守護神
青森山田のGK廣末陸はGKコーチである大久保隆一郎氏のもとで成長した。栄冠を手にするまでの努力の日々を振り返る
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■プロ行きを決めた初めての選手
優勝に沸く青森山田 の選手たち Photo by Editor
同校からは2010年に櫛引政敏がプロへ進んだが、大久保コーチのもとでプロ行きを決めたGKは廣末が初めてだ。ともに苦難を乗り越え、勝利の瞬間を共有してきた教え子が次のステップへ羽ばたいていく。
「6年前、全国優勝をするために、そしてJリーグで通用するGKを育てたくて青森山田で勝負しようと思いました。自分と一緒にやってきたGKがプロに行って、どれだけ通用するかがすごく楽しみです。(過去には)大学へ行った卒業生もいますし、彼らがどれだけ大学で通用するかというのもすごく興味があります。(廣末)陸のことは間違いなくずっと応援し続けていきます」(大久保コーチ)
大久保コーチとともに“選手権優勝”と“高卒プロ入り”という2つの目標を掲げて、最後には見事に両方とも達成した廣末。3年間で培われた2人の固い絆は永遠に失われず、これからも互いの力の源になり続けるだろう。