U-16代表、今日豪州戦。テーマは無失点勝利、久保ら主力は温存か

今日、オーストラリア戦を迎えるU-16日本代表。既に決勝トーナメント進出を決めている状況ではあるが、いい流れをつくっていくためにもしっかり勝つことが重要だ

元川悦子| Photo by 元川悦子 Etsuko Motokawa

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■「オーストラリアで勝たないといい流れでいけない」

U-16日本代表の堅物拓歩(清水エスパルスユース)
Photo by 元川悦子 Etsuko Motokawa

 19日のキルギス戦では前日主力組だった選手が外れ、久保建英(FC東京U-18)らが入るサプライズがあったが、指揮官も全員をピッチに立たせたいと希望しているため、今回はこの10人がまずはピッチに立つだろう。GKも入れ替わりながらプレーしていたが、2試合連続控えだった青木心(JFAアカデミー福島)の出場が濃厚となった。

 この陣容だと、前回から8人が入れ替わることになるだけに、連携面がやや不安視される。そういう時こそ、守備陣がしっかりとチームを統率し、失点をゼロに抑えなければならない。瀬古とセンターバックコンビを組む186cmの長身DF監物は、小林の離脱もあって、より重責が託される。そのことは本人もしっかりと自覚している様子だ。

「(小林選手が)いてもいなくても自分はしっかりやらないといけない。出ても出なくても、絶対にこのチームのために全てを出さないといけないと思うので、そこは変わらないでやっていきた。オーストラリアで勝たないといい流れでいけないので、次の試合は失点ゼロで抑えて勝っていい流れで決定戦に行けるように頑張っていきたいです」と彼は言葉に力を込めていた。

 清水エスパルスのアカデミー所属選手ということで、清水の先輩に当たる斎藤俊秀コーチには特別なリスペクトを抱いている。

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