【U-19日本代表】高3年代でプロとなった逸材のタレント性。傑作レフティー・堂安律と傑物エアバトラー・冨安健洋

U-19日本代表に選出されたメンバーのなかで異彩を放つ、高校3年生ながらプロ契約を結んでいる堂安律と冨安健洋の2人を紹介する

松尾祐希| Photo by 松尾祐希 Yuki Matsuo

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高校3年年代ながらガンバ大阪とプロ契約している堂安律

G大阪の傑作レフティー・堂安律

「U-16も出場権を取って、U-23もリオ五輪に出ているので、絶対に出場権を勝ち取りたい」(G大阪・堂安律)。
 
 U-20ワールドカップの出場権を目指す最後の戦いが14日からバーレーンで幕を明ける。日本が最後に大舞台へと姿を見せたのは、今から遡ること9年前。

 内田篤人(シャルケ)や香川真司(ドルトムント)を擁して出場を果たした07年のカナダ大会である。しかし、それ以降は常にアジアの戦いを勝ち上がれず、悔し涙を飲んできた。そんな呪縛を解くべく、今回のメンバーに選ばれたのは23名の精鋭たちだ。その中には高校3年生ながらプロ契約を結んでいる、堂安律と冨安健洋(福岡)の2人も名を連ねている。
 
 精度の高い左足と巧みな足技が武器の堂安は昨年にプロデビューを果たし、今季からプロ契約に移行。U-23G大阪を主戦場としながらトップチームのゲームにも関わっている逸材だ。

 国内最後のトレーニングマッチとなった5日の磐田戦でも、その類い稀な才能をいかんなく発揮。本人は「ボールを持てばキレているイメージはあるけど、まだオフの時に絡めていないところの数が多い」と反省の弁を述べたが、トップチームとの対戦となった1本目では臆することなく、ドリブルを仕掛けて存在感を見せ付けた。

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