【U-19日本代表】”まわりに結果で恩返し” 東京五輪世代の逸材・堂安律は輝きを放てるか。
次世代の逸材・堂安律だが、3試合先発でノーゴールと本来のプレーで力を発揮できていない。勝敗に世界行きがかかる準々決勝。東京五輪の一人として覚悟を語る。
スポンサーリンクU-19日本代表の堂安律 Photo by 安藤隆人 Takahito Ando
3戦すべてスタメン出場ながらノーゴール
グループリーグ3戦すべてスタメン出場ながらも、これまでノーゴール。不完全燃焼に終わっているFW堂安律は、迫り来る決戦に向けて高いモチベーションを持って臨まんとしている。
来年のU-20W杯の出場権が懸かった準々決勝・タジキスタン戦。大一番を前に、このチームの中心的存在である堂安はこう口を開いた。
「正直、自分のコンディションというか、出来がまだ悪い。その中で使ってくれている監督には申し訳ない気持ちでいっぱいですし、責任を感じている」
本来の力を出し切れていない自分を一喝した。だが、その表情には悲壮感は一切無い。
「決戦に向けてはワクワクしているんです。準備して楽しんでやれれば、自分らしさが出ると思うので、楽しんでやりたいです。まずはチームを勝たせることが大事だし、やっとこの日が来たので、やるだけです。自覚を持って、楽しみ、プレーをすれば自分らしさが出ると信じています」
1 2
関連記事-こちらもどうぞ
-
柿谷や南野らが背負った“エース”の重責を受け継ぐ者。U-16日本代表最年長・山田寛人(C大阪)が証明すべきストライカーとしての存在意義 -
【TEAM FOCUS】桐光学園タビナス・ジェファーソンのキャプテンシー。下級生からの突き上げがチームをさらに強くする -
集大成をみせたU-16日本代表! 森山監督が求めたシンプルな「闘う」という姿勢。 -
【連載 第3回】7人の子どもとはじまったスクール指導者から市船コーチへ。元プロ選手・式田高義さんが考える“壁にぶつかっても逃げない”子どもの育て方 -
[高校サッカー 心を揺さぶる物語]審判になった高校生-前篇- -
【連載 第1回】常勝・市船流の“対話する”組織マネジメント ―リーダーと大人同士として目的を共有することで主体性を高める― -
[高校サッカー 心を揺さぶる物語]フリーキックに魅せられて <前篇> -
【TEAM FOCUS】”らしさ”はこれから。夏の全国ファイナリスト・流経柏が終盤に怒涛の3得点で準々決勝進出