【U-19日本代表】現高校年代最高ストライカー・岩崎悠人はゴールで世界への切符をつかめるか。
現在の高校年代で屈指のストライカー・岩崎悠人(京都橘高)。AFC U-19選手権バーレーン2016ではこれまで2得点を挙げている。世界行きを賭けた一番でもゴールはなるのだろうか。
スポンサーリンク![U19](https://i0.wp.com/nechyu-koko-soccer.jp/wp-content/uploads/2016/10/image-7-e1477232288932.jpeg?resize=600%2C404)
現在の高校年代で屈指のストライカー・岩崎悠人(京都橘高)Photo by 佐藤博之 Hiroyuki Sato
高1の高校選手権で躍動
高3のストライカーが緊迫したグループリーグ第3戦のカタール戦で、チームを緊張から解放する貴重な先制弾を決めた。
勝たなければ、点を取らなければグループリーグ敗退になってしまう重要な一戦でスタメンに抜擢されたのは、これまでの2戦で途中出場し、初戦のイエメン戦で貴重な追加点を泥臭く決めたFW岩崎悠人だった。
京都橘でプレーする彼は、高1の高校選手権で躍動をしてから、一躍注目の存在となり、最高学年となった今年は多くの強豪Jクラブが最有力選手として獲得に本腰を入れるなど、白熱した争奪戦が繰り広げられた。
その中で彼が選んだのは京都橘の地元であり、彼の故郷の隣り(滋賀県出身)である京都サンガ。「かなり悩んでいる」と、進路決定までは自分の将来について真正面から向き合い、苦悩のときもあった。しかし、もう決断を下したことで、彼は大好きなサッカーに存分に打ち込めている。
元々彼は純朴なサッカー少年。『俺が、俺が』の選手ではなく、「チームのみんなと戦う。そしてみんなでゴールを決める。それが凄く楽しいんです」と、今年のインターハイでは京都橘でのサッカーを心から楽しむ姿があった。だからこそ彼は躍動感溢れるプレーを表現できた。
1 2
関連記事-こちらもどうぞ
-
【高校サッカー選手権:熊本】チャンスを創出し続けるFK、主将・島津玲斗がトリックプレーから決勝弾。セットプレーを磨いて全国へ -
【高校サッカープレーヤーの進路 2016 8/24付】9名がプロ内定! 岩崎悠人や廣末陸に加え、FC東京U-18・岡崎慎や波多野豪、静学・山ノ井拓巳など -
【TEAM FOCUS】”らしさ”はこれから。夏の全国ファイナリスト・流経柏が終盤に怒涛の3得点で準々決勝進出 -
【高校サッカー選手権:青森】U-19日本代表から凱旋したGK廣末陸の悔しさ、無失点で青森山田20連覇に貢献! -
【ユース教授の目】高校1年生ながら先発出場するFC東京の若き才能・平川怜の存在感とは何か -
【高校サッカー選手権:三重】波乱が続く県大会を制して初優勝! 海星が4得点で全国大会へ -
JFAのYouth & Development Programmeによる『NIKE ACADEMY』トレーニングメソッド実施レポート -
[高校サッカー 心を揺さぶる物語]審判になった高校生-前篇-