【U-19日本代表】現高校年代最高ストライカー・岩崎悠人はゴールで世界への切符をつかめるか。
現在の高校年代で屈指のストライカー・岩崎悠人(京都橘高)。AFC U-19選手権バーレーン2016ではこれまで2得点を挙げている。世界行きを賭けた一番でもゴールはなるのだろうか。
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現在の高校年代で屈指のストライカー・岩崎悠人(京都橘高)Photo by 佐藤博之 Hiroyuki Sato
高1の高校選手権で躍動
高3のストライカーが緊迫したグループリーグ第3戦のカタール戦で、チームを緊張から解放する貴重な先制弾を決めた。
勝たなければ、点を取らなければグループリーグ敗退になってしまう重要な一戦でスタメンに抜擢されたのは、これまでの2戦で途中出場し、初戦のイエメン戦で貴重な追加点を泥臭く決めたFW岩崎悠人だった。
京都橘でプレーする彼は、高1の高校選手権で躍動をしてから、一躍注目の存在となり、最高学年となった今年は多くの強豪Jクラブが最有力選手として獲得に本腰を入れるなど、白熱した争奪戦が繰り広げられた。
その中で彼が選んだのは京都橘の地元であり、彼の故郷の隣り(滋賀県出身)である京都サンガ。「かなり悩んでいる」と、進路決定までは自分の将来について真正面から向き合い、苦悩のときもあった。しかし、もう決断を下したことで、彼は大好きなサッカーに存分に打ち込めている。
元々彼は純朴なサッカー少年。『俺が、俺が』の選手ではなく、「チームのみんなと戦う。そしてみんなでゴールを決める。それが凄く楽しいんです」と、今年のインターハイでは京都橘でのサッカーを心から楽しむ姿があった。だからこそ彼は躍動感溢れるプレーを表現できた。
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