【U-19日本代表】”まわりに結果で恩返し” 東京五輪世代の逸材・堂安律は輝きを放てるか。
次世代の逸材・堂安律だが、3試合先発でノーゴールと本来のプレーで力を発揮できていない。勝敗に世界行きがかかる準々決勝。東京五輪の一人として覚悟を語る。
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東京五輪の自覚
タジギスタン戦に向けて堂安はトレーニングに打ち込む Photo by 安藤隆人 Takahito Ando
世界の懸かった一戦で結果を残したい。それ以上にずっとチャンスを与えてくれる内山篤監督や周りのチームメイトに結果で恩返しをしたい。その覚悟と思いが彼を支配している。
タジキスタンはこれまでグループリーグを戦った3チームよりも守備的な戦術を取って来るチーム。だからこそ、こじ開けるためには彼の突破力とシュート力が必要不可欠で、焦れること無く最後まで仕掛け続ける強い気持ちが必要になってくる。
「僕個人としても今大会はシュートが少ないので、そこはどんどん狙って行きたい。U-20W杯には4大会連続で出ることができていませんが、あくまで自分たちの代は自分たちの代なので、もうやるしかないし、自分達が(U-20W杯に)出ることが出来れば、2020年の東京五輪にもみんな期待を向けてくれると思うので、そこは覚悟と自覚を持ってやりたい」
彼に弱気になっている暇は無い。プレースタイルのようにまっすぐに前を見つめて前進あるのみ。その先に大きなチャンスがあることを信じて、彼はチームのためにゴールをこじ開ける。