【高校サッカー選手権:宮城】”最弱世代”の名を払拭する3連覇!聖和学園の現主将・DF小倉滉太と前主将・FW西堀駿太の思い

3年連続4回目の県大会優勝を決めた聖和学園。ドリブルを武器に注目を集めるチームスタイルのなかで、選手たちがここまでに抱えてきた思いとは。

小林健志| Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

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■最弱世代と言われて

県大会を制した聖和学園
Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

「聖和のサッカーは攻撃面で注目されます。いかに点を取れるか、ゴール前のアイデアを増やしてバリエーション多くしていくことを常に意識しています」。負傷明けながらできることを全力でやろうと前向きにプレーしている。

 チームは決勝で仙台商に4-3で勝利し、3連覇を達成した。

 春は苦しい表情が多かったが、この日の試合後は満面の笑顔を見せた西堀は「最弱世代と言われてみんな苦しい思いをしましたが、最後全国大会に出られるという形で実を結んで良かったです。全国では点を取ってチームに恩返ししたいです」、小倉も「ホッとしていますが、まだまだこれからです。全国大会でも魅せていきたいですし、全国優勝も狙って行きたいです」と全国大会への意気込みを語る。

 前キャプテンと現キャプテン。2人が協力しながらチームを牽引してきた今年の聖和学園。常に明るくチームを引っ張る小倉と、ひたむきにゴールを目指す西堀。2人を中心とした魅せる聖和サッカーで全国を驚かせたい。

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