【高校サッカー選手権:宮崎】全国制覇から4年、ライバルとの激戦を制した鵬翔が13回目の全国選手権へ
11月6日(日)、第95回高校サッカー選手権宮崎県大会の決勝が行われ、鵬翔が、優勝した第91回大会以来となる4年ぶり13回目の全国出場を決めた
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■PK獲得からの逆転劇
すると、後半の14分。風上に立つ鵬翔の左コーナーキックの場面で、MF甲斐斗真(3年)の蹴ったボールがキーパーを越えて直接入り、同点に。8分後には、MF野田海乗(3年)の強烈なミドルシュートをキーパーが弾いた後の競り合いで、FW宇津元伸弥(2年)がキーパーに倒されたと主審が判定して、鵬翔がPKを獲得。宇津元が落ち着いて決めて、逆転に成功した。
前半はミスが見られた鵬翔のDF陣だったが、後半は最後まで集中力が途切れることなく、鵬翔が2-1で勝利を手にした。日章学園は、幾度もあったチャンスで得点できなかったことが悔やまれる。
鵬翔が全国選手権の舞台に立つのは、松﨑博美前監督(現在は総監督)が率いて頂点に立った第91回大会以来になる。新体制1年目の鵬翔が再び旋風を起こせるか、宮崎のサッカーファンとして期待したい。