【TEAM FOCUS】石橋直也の終了直前弾で相洋が初の神奈川県ファイナルへ!
11月5日(土)、第95回全国高校サッカー選手権神奈川大会の準決勝が行われ、相洋が法政二に1-0、相洋が決勝戦進出を先に決めた
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■待望の得点を決めた石橋直也
この試合唯一のゴールを決めた14番・石橋直也
11月5日(土)、第95回全国高校サッカー選手権神奈川大会の準決勝が行われ、相洋が法政二に1-0、相洋が決勝戦進出を決めた。
相洋と法政二の試合は互いに得点を与えない膠着した展開だった。相洋はチーム事情からここまで好調だった11番・菅井涼介(3年)を欠く布陣。この理由について綱島陽介監督は「チームとして試合の勝ち負けより重要なものがあり、私の判断でメンバーからは外しました」と言う。そこに変わって出場したのが野村佳太(2年)。そんなエース不在の中だとしても、チームの集中力は崩れることはなかった。
守備陣は法政二の幾度となくはじき返し、攻撃へと繋げていった。綱島監督は前半をこう振り返る。「緊張からか、自分たちのやりたいことはできなかった。それでも0-0で帰ってこられた。前半は中盤が前を向けず、ボールを下げることでセーフティな意識だったこともあり、『もっと前に打ち込んでどんどん飛び出ていきなさい』とハーフタイムに修正しました。もっと面白くサッカーをしよう、全部出しなさい」と選手たちに伝えたという。
後半の立ち上がり、法政二も粘りのあるプレーから失点を許さなかった。それでも終了目前に勝負を決めたのは相洋だった。79分、セットプレーのこぼれ球を17番・瀬戸魁人が拾ってドリブルを仕掛け、DFと混戦になったゴール前でボールは14番・石橋直也のもとへ。「いいところにこぼれ球がきたので、あとはトラップして打つだけで入ると思いました」と言う石橋がワンタッチから右足を振り抜くとゴール左隅に決まり、待望の得点を決めた。
終了間際、法政二の最後のセットプレーにも身体を張って耐え抜き、試合終了。相洋が初の決勝進出を決めた。