【高校サッカー豆知識】千葉県の歴代優勝校はわずか6校。高校サッカー選手権千葉県大会
千葉県の高校サッカー選手権大会において歴代優勝を果たしている高校を紹介
スポンサーリンク全国高校総体で優勝した市立船橋
8月26日「第95回全国高等学校サッカー選手権大会千葉県大会」の組合せ抽選会が実施された。今回は、千葉県の高校選手権において歴代優勝を果たしている高校を紹介する。
“千葉県の覇権”は全国にも通じている道ではないだろうか。それほど全国区のチームが集う一県であり、千葉県代表が全国高校サッカー選手権優勝を果たした数は8度。それでも県内で勝つことが限りなく難しいことは、歴代6校しかいない優勝校の数が証明している。
1962年の第41回大会から参加全48大会を通じて、選手権に出場できたのは市立船橋、流通経済大柏、八千代、渋谷幕張、習志野、八千代松陰。例外として、1990年大会出場の習志野は国体推薦として、2000年出場の市立船橋は前回優勝校推薦として出場。それだけ千葉を勝ち抜くことはハードルが高い。
ここからは優勝回数順で優勝校を追いかけてみる。
■千葉県選手権の歴代優勝校 優勝回数1回以上
[県内優勝1回]
渋谷幕張(2000)
高校サッカーファンにはご存知の方も多いのではないだろうか。宗像マルコス望氏が1985年に監督に就任すると、サンドロ選手(ジェフ市原やFC東京)や田中マルクス闘莉王選手(名古屋グランパス)などを輩出している。闘莉王選手が在学していた当時は、ボランチとしてチームの中心で活躍し、同校を全国大会初出場に導いた。
[県内優勝2回]
八千代松陰(1980,1984)
1980年に初出場ながらベスト8に進出。その四年後にも2度目の出場を果たした。OBには、サンフレッチェ広島やFC東京で活躍した伊藤哲也氏がいる。
[県内優勝4回]
流通経済大柏(2005,2007,2010,2014)
千葉県内において、習志野と流通経済大柏を率いたのが本田裕一郎監督である。2000年代に本田監督が同校監督に就任し、2005年に全国高校サッカー選手権に初出場。その後、2008年には大前元紀選手(清水エスパルス)や田口泰士選手(名古屋グランパス)などを擁して全国高校サッカー選手権の初優勝を達成している。