10番・大曾根諒弥が2得点1アシスト、市立柏が二回戦で市立船橋へ挑戦!|第95回全国高校サッカー選手権千葉県2次予選一回戦

10月9日(日)、千葉日本大学第一高等学校グラウンドにて一回戦・千葉日大一と市立柏の試合が実施された

編集部| Photo by Editor

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千葉日大一と市立柏の一戦

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市立柏イレブン

 10月9日(日)、千葉日本大学第一高等学校グラウンドにて第95回全国高校サッカー選手権千葉県2次予選の一回戦・千葉日大一と市立柏の試合が実施された。

 当日は降りしきる雨のため、キックオフを一時間遅らせての開催となり、キックオフは11:00。水を含んだ人工芝のピッチはボールの勢いを止め、互いに足場の条件が整わないなかでのプレーを余儀なくされた。

 序盤の主導権は千葉日大一にあった。ショートパスを主体とする市立柏は丁寧にボールをつなぐ、しかし普段であれば通る足元へのパスもピッチの悪条件に距離が短くなり、なかなか思うように運べずにいた。同校の柳橋宏昭監督は「序盤はピッチに影響されました。『ピッチに左右されるチームではいけない』と言いながらも影響は大きかった」と出だしを語る。

 一方、千葉日大一バックラインから長いボールを前線に配給する形から6番・三木康生がドリブルで相手GKと1対1をつくり出すなど、チャンスが続く展開。

 ただ一発の決定機を生かしたのは市立柏の方だった。前半23分、後方から配給されたボールはゴール前の混戦に飛び込むと、競り合いのなかでボールは上空で弧を描き、10番・大曾根諒弥のもとに。これを大曾根がヘディングできっちりとミートさせてゴールへ流し込み先制する。得点をきっかけにたたみかけたい市立柏だが、20番・福島健太郎が放ったミドルはポスト内側にはじかれるなど、前半は追加点とはいかなかった。

 千葉日大一も前半の失点を耐え忍びながらセットプレーから得点機会をいくつかつくるも、フィニッシュが生まれず、前半はビハインドで折り返すこととなった。

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