【高校サッカー選手権:兵庫】”滝二”が本領発揮! 県内三冠校が満を持して2年ぶり19回目の全国大会へ

13日(日)、第95回高校サッカー選手権兵庫大会の決勝が行われ、滝川第二高と市立尼崎が対戦した

雨堤俊祐| Photo by 雨堤俊祐 Shunsuke Amazutsumi

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初優勝を目指す市立尼崎の意地

 初優勝を目指す市立尼崎も少ないタッチ数でテンポよくボールを運ぶ攻撃から左WB松井瞭太(3年)やMF一ノ瀬貴博(3年)が相手を脅かし、後半25分には松井が1点を返したが反撃はここまでだった。

 滝川第二高は夏の全国高校総体出場以降、県リーグでは三田学園との直接対決で敗れるなどプリンスリーグ参入戦を逃したが「そこから3年生を中心に、自分たちはどうあるべきかを考えた」(松岡監督)ことで2年生が成長してポジション争いが激化。チーム力向上につながった。

 終了間際の得点は共に交代出場したFW辻本竜(2年)のパスをFW中森翼(1年)が決めたものだ。3バックの相手のギャップを突く狙いで溝田を今大会初めてスタメン起用したことも含めて、松岡徹監督の采配が的中。「『絶対に出る!』と言い続けてきた」(松岡監督)全国大会への切符を見事つかんでみせた。

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