プリンスリーグ参入をめぐるドラマ。東北、山形中央、聖光学院が昇格を決める!

プレミアやプリンスリーグはいまやユース年代の成長に欠かせない。今年も県リーグからプリンスリーグ東北に参入するチームが決まった

小林健志| Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

スポンサーリンク
miyagi

プリンスリーグ東北参入を決めた直後の東北イレブン
Photo by 小林健志 Takeshi Kobayashi

 この時期は高校サッカー選手権の都道府県予選が佳境を迎えており、この週末も選手権の都道府県代表が続々と決まっている。今月から厳冬期に入る東北は11月6日をもって東北6県の代表がいち早く決定した。

 高校・ユースサッカーはインターハイや選手権などといった大きな大会が目立つが、普段のリーグ戦が選手の成長に向けて大事であるという認識は、リーグ戦が整備されたことによって全国に広まった。さらにプレミアリーグ、プリンスリーグ、都道府県リーグと階層化されたことで、リーグの昇格・降格を若年層のうちから体験でき、上位リーグ参入を目指す争いも様々なドラマを生み出すようになった。

 11月12日、来季のプリンスリーグ東北に新規参入するチームを決定する「プリンスリーグ東北参入戦」が行われた。各県リーグの優勝チーム6チームが出場し、今年は秋田・福島・宮城の3会場で開催。秋田県の西目カントリーパークサッカー場ではブラウブリッツ秋田U-18(秋田)と山形中央(山形)、福島県の相馬光陽サッカー場では聖光学院(福島)と専大北上(岩手)、そして宮城県のみやぎ生協めぐみ野サッカー場では東北(宮城)と弘前実業(青森)が対戦した。一発勝負で勝ったチームがプリンスリーグ東北参入となるシンプルな大会方式だ。

1 2 3 4 5
PAGE TOP ↑