先制ゴールを決めた流通経済大柏11番・FW古谷三国
Photo by 清水啓介 Keisuke Shimizu（L･SPORTS PHOTO）

　13日(日)、第95回全国高校サッカー選手権千葉大会準決勝がゼットエーオリプリスタジアムで行われた。

　千葉の雄、赤いユニフォームを纏った流通経済大柏(以下、流経大柏)が東京学館浦安(以下、学館浦安)を強気に攻めたてた。御家芸である前線からのプレッシングによって、前半は相手を0本に封じ込む。

　一方で放ったシュートは6本。11番・FW古谷三国とトップを組んだのは3番・DF生方ジャラール勇という前線。この意図について、本田裕一郎監督は「外から素早く中へ上げる攻撃を意識した。その攻撃に合うフォーメーションとしての2トップ起用だった」と説明する。

　FWの一人である古谷は「自分はもともとFW。ジャック（生方）が抜擢されて、彼が競り合いに強いので競ってもらいました」とツートップの連携を明かした。

　両選手ともに177cmで群を抜く身長ではないものの、運動能力が高く、運動量も豊富、加えてがむしゃらに幾度もボールに食らいつく。これだけで相手に相当なプレッシャーを与えたのではないだろうか。

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