【インハイ準々決勝直前企画】注目選手をピックアップして紹介!vol.2「ユース教授・安藤隆人が推薦するベスト8の推しメンたち」

“ユース教授”こと安藤隆人氏が推薦するベスト8進出校の「推しメンたち」を紹介していく

安藤隆人| Photo by Takahito Ando

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ユース教授・安藤隆人がベスト8の推しメンたちを紹介!

 明日7月31日、平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技のベスト4をかけた準々決勝が開催されます。今回は、“ユース教授”こと安藤隆人氏が推薦するベスト8進出校の「推しメンたち」を紹介していく。

「推しメン」の選考基準は、インハイにおけるチームのキーパーソンでありメンバー、そして今大会でさらに活躍によって「男(MEN)前度」を上げたチームの選手ひとりを紹介していきます。以下、安藤氏の評価とともに発表!

【安藤隆人氏が推薦する8名の推しメンたち】

●青森山田 FW[3年生] 鳴海彰人
会う度に身体がごつくなって行く屈強なストライカー。分厚い胸板と、強靭な足腰を持ち、パワーはもちろん、しなやかなドリブル、そしてスピードも有する。大会前はゴールを思うように決められず、フラストレーションがたまる日々を送っていたが、今大会ではそれがゴールという形で爆発。1回戦の中京大中京戦でいきなり5ゴールとド派手に決めると、3回戦の鹿島学園戦では1−0の決勝弾を挙げた。だが、名門のポイントゲッターとして重要なのは、チームを優勝に導くゴールを挙げること。彼はどこまでも貪欲にゴールを狙うだろう。

●流通経済大柏 DF[1年生] 関川郁万
CB、ボランチ両方こなせる彼は、1年生とは思えない対人の強さと、読みの鋭さを持つ。彼の持ち味はその強気な顔つき。上級生に対して、全く臆すること無く、コーチングをしたり、対峙するFWをいなす。そしてフィードで攻撃の起点にもなる。「ピッチに立ったら学年は関係ない。戦わないと上には行けませんから」と言い切る彼は、間違いなく注目度が上がって行く存在になるだろう。ただ、3回戦の日本航空戦で怪我をしたという情報も入っており、それが大きな気がかりだ。

●市立船橋 FW[1年生] 郡司篤也
朝岡隆蔵監督の大抜擢に見事に応えた。1年生ながら1回戦の秋田商戦からスタメンを張ると、持ち前の仕掛けとシュートセンスを発揮し、いきなりハットトリックの活躍。続く2回戦の関東第一戦でも決勝弾。2回戦までチームの全得点を叩き出した。トーナメント戦ではこういうラッキーボーイ的な存在が大きくチームの命運を分けるだけに、彼の躍動はチームにとっても大きな起爆剤となっている。

●昌平 FW[3年生] 本間椋
現在、チーム最多の4得点(3試合連続)をマークする。「ボールを持ったら、迷わず縦に仕掛ける。そうしないと相手は怖くない」と、どんな相手でも勇猛果敢に仕掛ける。2回戦で東福岡を相手に同点に追いつくゴールを挙げ、3回戦では後半アディショナルタイムにバランスを崩しながらも、強引に足を伸ばして、文字通りゴールを『こじ開けた』。バイタルエリアで臆さない、彼の男気満点のプレーに注目だ。

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