【FC東京フリークの目】クラブユース選手権で得点王を獲得した15歳・久保建英の衝撃
久保建英が試合後の取材に応じた。バルセロナで明日のスターと囁かれ、将来を嘱望されながら、FIFAの国際移籍ルール適用によって無念の帰国
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中学生のままFC東京U-18に登録、飛び級で高校生の試合に出場
第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)、若干15歳で5得点をあげ得点王に輝いた久保建英 Photo by Torao Kishiku
久保建英が試合後の取材に応じた。
バルセロナで明日のスターと囁かれ、将来を嘱望されながら、FIFAの国際移籍ルール適用によって無念の帰国。ただでさえ尋常ではない視線が注がれる身の上なのに、中学生のままFC東京U-18に登録、飛び級で高校生の試合に出場し、ゴールを連発して注目度は上がる一方、まったく狂熱が冷めやらない。
それが、いまの久保をめぐる状況だ。ゆえにクラブは若く未熟な才能を潰すまいと頑ななまでに守り、オフィシャルの取材以外からは彼を遠ざけてきた。
しかし今回、第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の優勝に貢献し、5得点を挙げて得点王に輝いたことにより、広くコメントを発する必要性が生じた。当然のこととはいえ、この事実を鑑みて規制を解き、囲み取材を実施したクラブの対応に、まずは敬意を表したい。