10番・大曾根諒弥が2得点1アシスト、市立柏が二回戦で市立船橋へ挑戦!|第95回全国高校サッカー選手権千葉県2次予選一回戦

10月9日(日)、千葉日本大学第一高等学校グラウンドにて一回戦・千葉日大一と市立柏の試合が実施された

編集部| Photo by Editor

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逆に雨が止み、ピッチで躍動し始めた市立柏

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この試合2得点1アシストの10番・大曾根諒弥

 後半、千葉日大一は6番・三木、13番・小林耕介に代わって、9番・伊勢風斗、11番・渡辺匡史といった選手を投入して流れを引き寄せようとするもゴールを割ることはできずにいた。

 逆に雨が止み、徐々に球足の回復してきたピッチで躍動し始めたのは市立柏。49分に追加点を決める。7番・中村悟の右サイドをドリブル突破からゴール前にマイナス気味に入れたグラウンダーのクロスに9番・梅宮大拓が反応しつつも、シュートを打たずにスルーを選択。

 勢いついたボールは左サイドから走りこんだ大曾根の元へ。「最初はふかすかなとよぎりましたが、冷静に打てました」というシュートは右サイドネット上段に飛び込む一発となり、ゲームを2-0とした。

 俄然勢いに乗る市立柏は、54分に今度は大曾根が左サイドをドリブルで破ってゴール前にスピーディーなボールを真横に出すと飛び込んだのは中村。ゴールの真ん中へシュートを決めて差を3点とした。さらに13番・田川慶悟、18番・宗優作を投入すると、68分にその田川が中央から右サイドに流れながらドリブルで切り込み、放った左サイドへのシュートはGKの横を抜けてネットイン。

 スコアを4-0として市立柏が無失点のまま、リードをつけて二回戦進出を決めた。柳橋監督はゲームをこう総括する。「ピッチ上に自分たちのやりたいことをやれる環境は転がっていない。なのでこの試合は相手の嫌なことや嫌なポジション取りをやり続けることでした」

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